読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

佐藤クラシックギター工房訪問記

先日、今私が使っている佐藤クラシックギターの工房へお邪魔してきました。色々とお話を伺ったので備忘録として書いていきます。

佐藤クラシックギター工房訪問記5

表面板以外にもう一つギター愛好家を悩ませる材料が、裏板、側板のローズウッドかハカラン ダかという問題です。これについても大変詳しく伺ってきましたので、ご紹介します。 ギターの裏板や側板に使われる主な材料にローズウッドがある。またハカランダ(ジャカラン ダ)という材料もよく耳にする。特に日本ではハカランダは高級ギターの代名詞ともいわれ、 ハカランダが使われているだけで、価格が大幅に上がる傾向にある。 園芸店に行くとハカランダの苗が売られていたり、街路樹にハカランダが使われていることも 多々ある。実は世間一般でハカランダ、ジャカランダと呼ばれている樹木は、ノウゼンカズラ 科の樹木で、ギターに使われるハカランダとは、全く別の樹木である。ギターで使われるハカ ランダは、マメ科/ツルサイカチ属に属する樹木で、学名はDalbergia nigra、英名がブラジリ アン・ローズウッド。つまりブラジル産のローズウッドのこと。特にその中でも、ブラジル・ バイーア州東部からリオデジャネイロにかけての地域で産出される良質なローズウッドを、別 名ハカランダと呼んでおり、ハカランダという名の樹木があるわけではない。ハカランダとい う名称の由来については、生育する地域であるアマゾン川の支流の名前だという説があるが、 ハカランダが産出される地域は大西洋側なので、これについては疑わしい。